賃貸物件の共用部分とは?

2023年10月13日

共用部

 

 

多くの人が住むマンションでは、共用部分の使い方に注意が必要です。
入居前に規約が渡されるため、確認しておくようにしましょう。
とくに注意が必要な共有部分のマナーとトラブル例をご紹介します。

 

賃貸共用部分とは?

 

共用部分とは、入居者が共同で使用する部分のことです。
たとえば、マンションであれば廊下や階段、駐車場や集会室などです。


入居者が自分の部屋に移動する部分や、

庭や駐車場のように屋外にあるスペースも含まれています。


注意が必要なのは、ベランダや玄関扉も共用部分である点です。


これらは入居者の占有スペースのように勘違いされますが、

火災などの災害で避難ルートとなるため、共用部分となっています。


賃貸における共用部分とは、入居者全員が利用できる部分です。


また、さらに法廷共用と規約共用の2種類に分けられています。


法廷とは、廊下や配線など法律により設置が義務付けられている部分です。


規約の部分は、管理組合により決められた箇所を示しています。

 

 

賃貸共用部分のゴミ捨て場

 

ゴミ捨て場は、賃貸住宅で入居人が共同で使用する部分です。


そのため、ルールを守らない人がいると、

多くの人に迷惑がかかってしまいます。


ゴミ捨て場でのトラブルで多いのは、

時間を守らない、捨て方を守らない場合です。


特定の時間まで使用してよいとルールがあるのは、

ゴミを動物に荒らされない必要性や、防犯上の問題があるためです。


時間帯は、マンションによっては

朝または夜にゴミを捨てるルールの場合があります。


また、ゴミ捨て場の使い方が悪いと、

汚れやニオイの原因となってしまうでしょう。


賃貸でのゴミ捨て場は、入居者全員で清潔に保つ必要があります。

 

 

賃貸共用部分の通路

 

廊下や階段など通路部分も、賃貸における共有部分です。


入居者がとおるための場所であるため、

勝手に物を置くことはできません。


人によっては、

自転車やタイヤなどを通路に置いている場合があるでしょう。


または、植木鉢を置く程度なら構わないと

勝手に判断している場合があります。


通路は毎日の生活で使うだけでなく、

避難ルートのひとつです。


誰かが勝手に物を置いておくと、

避難に支障が起きやすく、

消防や救出活動に問題が出る恐れがあるでしょう。


また、通路に私物があると見た目が悪くなりやすい問題もあります。


1人が勝手な判断で物を置くと、

次々と置く可能性があるため注意が必要です。


通路は掃除をして綺麗に保ち、

入居者全員が気持ちよく過ごせるようにしてください。

 

 

まとめ

 

大型のマンションになると、

入居者による規約が細かく決められているでしょう。


ルールがあるのは、

入居者全員が規律を守り暮らしやすくするためです。


賃貸であっても規約が設けられていることがあるため、

確認するようにしてください。


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