賃貸でペットを飼っている場合の費用は?
2023年10月06日
引っ越しをするときには、お金がかかる場合があります。
とくに動物を飼っていると、
高額な請求があるのではないかと心配になるでしょう。
退去時にはどのくらい請求されることが多いのか、
また予防法はあるのかご紹介します。
賃貸でペットを飼っている場合の退去費用
ペットを飼っている場合の退去費用は、
一般と比べて高額になりやすくなります。
とくに高額になりやすいのは、壁や床などの補修の金額です。
入居時に自然に劣化する日焼けなどは費用の負担となりませんが、
ペットを飼うことで発生した傷や汚れは、
入居者負担で補修しなければなりません。
また、部屋にニオイが染みついている場合は、
ニオイ消しの金額もかかるでしょう。
賃貸借契約で動物を飼っても良い契約となっていても、
入居者による問題があれば費用はかかります。
ただし、賃貸物件によっては、
飼育により自然に発生する傷やニオイなら、
入居者が費用を負担しない場合もあるでしょう。
負担になるかは、賃貸借契約内容で変わるため確認してください。
飼育可の賃貸であれば、
多くの場合ですべてが入居者負担となることは少なくなっています。
賃貸でペットを飼っている場合の退去費用相場
ペット可の賃貸物件での退去金額の相場は、10万円前後です。
壁紙のみなら5万円前後ですが、
フローリングも加わると10万円超えになる可能性があります。
全体的な相場としては、10~20万円をみておくと良いでしょう。
そもそも動物を飼っても良い物件では、
敷金を多めに預けているケースが少なくありません。
敷金が多ければ、退去時の負担が少なくて済むでしょう。
補修金額が発生しやすいのは、猫がクロスに傷をつけた場合です。
全面貼り換えとなれば入居者負担ですが、
敷金が多ければ、2万円ほどの支払いで済む場合があります。
なかには30万円超えや60万円以上など
高額な支払いとなるケースもあるようです。
相場が10~20万円だと考えると、
それ以上の金額は明らかに請求額が高すぎです。
金額が高すぎる場合は、諦めて支払う前に、
消費生活センターなどへご相談ください。
賃貸でペットを飼っている場合の退去金額を抑える対策
猫を飼っている場合は、壁や柱で爪を研がせないよう対策をしましょう。
壁や柱に貼るシートを利用するか、
爪とぎ段ボールなどを設置すると、傷つける割合を減らすことができます。
犬の場合は、爪によりフローリングが傷つく恐れがあるため、
床にマットを敷く対策がおすすめです。
ニオイ対策としては、こまめな換気で対応できるでしょう。
トイレの掃除をこまめにするのも、ニオイ対策になります。
まとめ
ペットを飼っている人は、退去時の金額が気になるでしょう。
高額な請求になるか心配なら、
預けている敷金を調べてみてはどうでしょうか。
また、普段の生活でも傷つけない対策をするようにしてください。
私たちalice homeは、東大阪市を中心に
賃貸物件を取り揃えております。
お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、
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