賃貸物件の畳交換は誰が費用を負担する?

2023年03月03日

畳

 

 

日本人の暮らしにあっているといわれるのが、畳の部屋です。


賃貸物件では和室がある物件は減っているものの、

無くなったわけではありません。


畳の部屋は素足で生活できるメリットがありますが、

メンテナンスの面で大変なこともあるでしょう。


そこで、畳の修繕方法や傷めないように使用する方法、

賃貸物件で畳を交換するときの負担割合などをご紹介します。

 

 

賃貸物件の畳の交換は大変?修繕方法を紹介

 

まずは、賃貸物件の畳を交換しなくてもすむように、

修繕方法や傷めないように使用する方法を確認しておきましょう。


畳のパーツは畳の土台である畳床、表面になる畳表、

畳の側面である畳縁の大きく3つにわけられます。


畳の表面が傷んでしまったときは、

畳表を裏返して使う裏返しや畳表を新しくする表替えで修繕できるでしょう。


畳床まで傷んでしまっている場合は、畳を交換する畳替えが必要になります。


畳を傷めないように使用するためには、

拭き掃除をするときはしっかりしぼった雑巾を利用するなど、

畳に湿気がある状態にしないことが大切です。


また、テーブルや椅子などの家具を置く場合は

その部分にカーペットを敷くなどするといいでしょう。

 

 

賃貸物件の畳を交換するときは誰が費用負担する?

 

賃貸物件の畳は、初期設備になります。


基本的に初期設備に不具合が起きたら、

修繕費用は大家さんや管理会社が負担するものです。


では、畳を交換するときも費用負担は大家さんや

管理会社が負担してくれるのかみていきましょう。


国土交通省が定めるガイドラインでは、

裏返し・表替えが次の入居者確保のためにおこなうものであれば、

貸主である大家さんや管理会社が負担するものとしています。


ただし、畳の修繕が必要になったのが

入居中の入居者の不注意によるものであった場合は、

入居者が負担するのが妥当としているのです。


ガイドラインでは上記のように定められていますが、

あくまでもガイドラインであり、法律で定められているわけではありません。


最終的にどちらが負担するのかは、

賃貸借契約書に記載されていることがあるので確認してみましょう。

 

 

賃貸物件で畳の交換が必要な場合の費用の相場

 

基本的に、畳の交換費用は大家さんや管理会社が負担してくれますが、

入居者の不注意が原因で畳の交換が必要になったときは、

入居者が交換費用を負担しなければいけません。


どれくらいの費用がかかるのか、確認していきましょう。


畳の裏返しや表替えだけでいい場合は、1畳5,000円程度で修繕が可能です。


畳を交換するときは、1畳2万円が相場といわれています。


また、古い畳を廃棄するために別途費用を請求されるケースがあるので、

交換を依頼する前に確認しましょう。


少しでも費用を抑えるために、畳業者を自分で選ぶことが理想的です。


賃貸物件の畳を実費で交換する場合は大家さんや管理会社に、

業者を選べるかを確認しておくといいでしょう。

 

 

まとめ

 

賃貸物件の畳交換について、費用相場などをご紹介しました。


基本的に、畳の交換は大家さんや管理会社がおこなってくれますが、

入居者が畳をダメにしたときは修繕費を請求されるケースがあります。


部屋の畳すべてを交換すると高額の費用がかかってしまうので、

交換しなくてもいいよう対策をしておくとよいでしょう。


私たちalice homeは、東大阪市を中心に賃貸物件を取り揃えております。


お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。