賃貸物件の築古・築浅とは?

2023年02月10日

砂時計

 

 

賃貸物件を探していると、「築浅」という言葉を目にすることがあるかと思います。


その一方で「築古」と呼ばれる物件も聞いたことがあるでしょう。


では、具体的にどれくらいの築年数の物件を築古・築浅とするかご存じでしょうか?


今回はこれから賃貸物件を探す方の参考になるよう、

築古・築浅物件とはどのようなものか、

また、構造別の耐用年数についても解説していきます。

 

 

賃貸物件で築古と呼ばれる物件の築年数とは?

 

賃貸物件で築古物件とは法的なルールはありませんが、

築年数が30年以上の物件を指すのが一般的です。


築年数が30年以上の賃貸物件のメリットは、家賃が安いことでしょう。


築年数が古くなるほど家賃は安くなる傾向があり、

築10年で家賃は1割、20年で2割安くなるといわれています。


つまり、築年数が30年以上の築古物件は3割以上安くなります。


また、物件数が多いのも、築古物件の魅力です。


築年数は古いけれど立地が良い場所にある物件や、

リフォームやリノベーションされてきれいになっている物件など、

思わぬお宝物件に出会えるケースもあるでしょう。

 

 

賃貸物件の築浅とはどれくらいの築年数?

 

賃貸物件の築浅物件も築古物件と同じように法的な定義はありませんが、

築年数5年以内の物件であるのが一般的です。


築年数3年以内を築浅物件としている不動産会社もあるので、

具体的な年数が知りたいときは聞いてみるのも良いでしょう。


さらに、築浅物件の特徴は、築年数が新しいので室内外ともにきれいな点です。


また、人気の新しい設備が充実しているメリットもあります。


しかし、築年数が浅い物件は化学物質によるアレルギー反応が出やすいことがデメリットです。


人によって差があるため難しいところですが、敏感な方は注意しましょう。

 

 

賃貸物件の耐用年数は築年数と関係する?

 

築古物件と築浅物件の特徴やメリットを簡単にご紹介しましたが、

賃貸物件を探すときは築年数だけでなく、耐用年数をチェックするのも大切です。


耐用年数とは賃貸物件を資産とできる期間のことで、

耐用年数がゼロになればその不動産には帳面上では価値がなくなります。


ただ、耐用年数=その建物の寿命ではない点に注意が必要です。


しかし帳面上で価値がなくなるということは、

家賃が安くなる可能性が高くなると言えるため、

家賃が安い物件を探すなら耐用年数について知っておくのも参考になります。


では、建築構造別に耐用年数を見ていきましょう。


木造の建物の耐用年数は20年から22年です。


鉄骨造の建物は鉄骨の厚さにより耐用年数が変わり、

3mm以下は19年、4mm超は34年とされています。


鉄筋コンクリート造の耐用年数は47年で、

住宅用の建物ではもっとも長い耐用年数です。

 

 

まとめ

 

賃貸物件の築年数の目安やメリットと、

建築構造別の耐久年数についてまとめました。


賃貸物件は築浅物件といわれる築年数が新しい物件が人気ですが、

築年数が古い築古物件にもメリットや魅力があります。


また、物件の構造から耐用年数がわかると家賃交渉しやすいこともあります。


これから賃貸物件を探す方は、築年数や耐用年数にも着目してみてはいかがでしょうか。


私たちalice homeは、東大阪市を中心に賃貸物件を取り揃えております。
お客様のニーズに真摯にお応えいたしますので、お気軽に
お問い合わせください。